日経新聞朝刊スポーツ面に「フットボールの熱源」という吉田誠一氏のコラムがあります。
2016.3.23 「らしい」と「くさい」の違い
「教育者っぽい指導者」というのは評価されているのではないか。湘南の曺貴裁監督はその典型だろう。
サッカーを教えるというより、サッカーを通じて生き方を教える。
その曺監督は「自分は指導者だと思っていない。指導者だと思わないようにしている」という。
「自分が指導者だと思った瞬間、地位や権利を意識して選手を下に見る。指導とは地位や権威をもって行うものではない」。だから、一人の人間として選手と接する。
「指導者くさく」なった瞬間にダメになるのかもしれない。