ミーコの宝箱
2016.3.25 森沢明夫さんの作品「ミーコの宝箱」読了しました。
帰りのJR中央線・・・午前中の卒業式で緩んだ涙腺は・・・止まるところを知りません。
P307~334 もう座席に座りながら、左手の親指で何気なく涙をぬぐいます。
明夫さん、素敵な作品をありがとうございます。
育ての親、おじいちゃんとの会話
「なあ、ミーコや」
「え?」
「ミーコの目は、何のためについてると思う?」
「ええっと・・・信号をちゃんと見るため?」
・・・
「なるほど、それも大事だね。でも、もっといい答えがあるんだよ」
「・・・・・」
「じゅあ、答えを教えてあげようか」
「うん」
「毎日、小さな宝物を見つけるためだよ」
「小さな宝物?」
「そう。宝物はね、何でもいいんだよ。見つけたときに、ちょっとだけでも心が楽しくなれば、それは、もうミーコの宝物なんだよ」
今日は地元小学校の卒業式に参列。朝からちょっと緊張して、ちょっと照れて、それでも飛びっきり素敵に輝く92の顔を見せてもらうことができました。
そしてそれが今日の僕の「宝物」です。